2017年 03月 29日
完成度を求めて |
自分で縫った作品を販売するということは
お金を払って買って頂くに値する価値を提供するということ。
雑貨屋さんに委託販売する場合は、
作品を手に取って見て頂けるけれど
ネット販売は画像と説明文のみで購入が決まるので
詳細を説明する責任は大きいと思います。
私がcreemaで販売している作品は
布のセレクトから縫製まで
自分の全力で制作したものです。
少しでも、『ここ、どうかな?』と思うものは
出品していません。
しかしながら、今回はちょっと悩みました。
問題は、この通帳ケース。
使いやすくて個性的なデザインを目指して
試行錯誤で生まれた作品なのですが、
三つ折りにするために、内側に折シワが寄るのです。
最初は気にしなかったのですが、
気にし始めると止まらなくなって悩みました。
シワが寄らないようにするにはどうすればいいのか?
接着キルト芯を貼るということは、厚みが出るということ。
生地に厚みがあると、合わせるときに誤差が生じます。
合わせるパーツが多ければ多いほど
その誤差は大きくなるので、作り手泣かせの作品です。
素材が布なので、折ればシワになるのは当然だけど・・・
内側と外側のサイズ差をどう調整するか・・・・・
折シワが寄る所にステッチをかけると
いくぶんかマシになった気がしました。
使いやすくて便利だし、バッグみたいで可愛い。
苦労してここまで完成させた作品なので
どうしてもデビューさせたい・・・・・
説明文や画像に折シワの件を詳しく説明して
ご理解いただける方に検討していただく
という形をとりました。
何とか乗り越えたい『折シワ』の壁・・・・
試行錯誤は続きます。
by shimarisumama
| 2017-03-29 10:49
| 作品のこと
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